2009.12.25

善い司祭は人々の告白を聞くことに熱心である

主の御降誕、おめでとうございます <(_ _)>
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心戦』の著者ロレンツォ・スクポリ師のお師匠さんだそうです。
聖アンドリュー・アヴェリーノ
(St. Andrew Avellino, 1521-1608)
若い司祭だった頃アンドリューは、教会の法廷に仕えた。ある日、弁護をしていた時、彼の口から小さな嘘が滑り出た。程なくして、彼は偶然にも次の言葉を目にした。
「嘘つきの口は、霊魂に死をもたらす」
 (知恵の書 1:11)
深く心を動かされ、彼は地位を辞し、専ら神への奉仕と霊魂の世話に身を献げた。
1566年、彼はテアチノ修道会に入会し、そこでキリストの十字架への愛からアンドリューという霊名を受けた。彼は霊魂の牧者として最も熱心に働いた。父親のような愛情と賢明さとをもって、人々の告白を聞くために無数の時間を費やした。福音の言葉に留まるよう説教するため、しばしばナポリの近郊の町や村を廻った。
天主はしばしば奇跡をもって、御自分の清き司祭の心の中に燃える隣人愛に栄光をお授けになった。ある時、彼は一連の任務を終え、帰途についたが、雨と風が彼のランタンの火を消してしまった。しかし、彼と彼の同行者は、その土砂降りによってもずぶ濡れにならなかった。実際、彼の体から光線が出て、それが彼らを濃い闇の中を案内したのである。
多くの人が良心の問題を解決するために彼のもとを訪れた。彼が人々に出した手紙は何千通にものぼる。仕事に擦り減らされ、また加齢によって弱り、まさに聖なるミサを始めようとしていたある時、彼は祭壇の前で脳卒中の発作を起こした。そして三度目に「私は神の祭壇に上ろう」を唱えた時、彼は帰天したのである。彼は突然の死に関する保護者として崇敬されている。
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