2011.04.26

サタンの煙: 悪魔的芸術家たち (2)

ペリクレ・ファッツィーニ
Pericle Fazzini (1913-1987)
パウロ6世ホールの『復活』を作った男
彼は、なんとかまともに見える(私の目に、だが)作品も、僅かに、ごく僅かには作っているようである。が、私は、彼の作品をここに選択するにおいて、公平さを気にしない。何故なら、ブログ to C でアメリカの歌手を調べた時も言ったことだが、傲慢なことを言うようだが、「病巣を見るのに公平さは要らない」からである。
彼はこんな作品を作る人である。神に頂いた天然自然の感性で見て頂きたい。
 
Crocifissione 磔刑
 
Crocifissione 磔刑(1981年)
Disperazione 絶望
 
エネアスとディド
こんな作風の絵を描く人の作品を神の家(教会)の中に入れていいのですか?
 
風の中の顔
楳図かずおですか?
降誕
 
復活
 
復活
パウロ6世(バチカン発行のメダル)
ヨハネ・パウロ2世(バチカン発行のメダル)
私の結論はこうである。
彼の作品は bad taste か?
もちろん bad taste だ。
bad taste もいいとこだ。
しかし、それに留まらない。
彼のサクヒンは diabolic である。
おそらく『復活』の出来を吟味している
一つ訂正がある。以前のページで次の写真の彼のサクヒンをパウロ6世ホールのものの中に置いてしまったが、実はバチカン美術館にあるものらしい。
これである。
よく見ると、パウロ6世ホールにあるものとは形が違っている。
つまり、バチカンは、この下らない作品を、否、下らないだけでなく霊魂に有害な作品を、二点も持っているのである。しかも、大枚叩いて買ったのだろう。
ファッツィーニについてはこれで一応終わる。これで十分だろう。
次はフロリアーノ・ボディーニを扱う。
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