ペリクレ・ファッツィーニ
Pericle Fazzini (1913-1987)
パウロ6世ホールの『復活』を作った男
彼は、なんとかまともに見える(私の目に、だが)作品も、僅かに、ごく僅かには作っているようである。が、私は、彼の作品をここに選択するにおいて、公平さを気にしない。何故なら、ブログ
to C でアメリカの歌手を調べた時も言ったことだが、傲慢なことを言うようだが、「病巣を見るのに公平さは要らない」からである。
彼はこんな作品を作る人である。神に頂いた天然自然の感性で見て頂きたい。
Crocifissione 磔刑
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Crocifissione 磔刑(1981年)
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こんな作風の絵を描く人の作品を神の家(教会)の中に入れていいのですか?
風の中の顔
楳図かずおですか?
復活
パウロ6世(バチカン発行のメダル)
ヨハネ・パウロ2世(バチカン発行のメダル)
私の結論はこうである。
彼の作品は bad taste か?
もちろん bad taste だ。
bad taste もいいとこだ。
しかし、それに留まらない。
彼のサクヒンは diabolic である。
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おそらく『復活』の出来を吟味している
*
一つ訂正がある。
以前のページで次の写真の彼のサクヒンをパウロ6世ホールのものの中に置いてしまったが、実はバチカン美術館にあるものらしい。
これである。
よく見ると、パウロ6世ホールにあるものとは形が違っている。
つまり、バチカンは、この下らない作品を、否、下らないだけでなく霊魂に有害な作品を、二点も持っているのである。しかも、大枚叩いて買ったのだろう。
ファッツィーニについてはこれで一応終わる。これで十分だろう。
次はフロリアーノ・ボディーニを扱う。
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