2011.05.15

パデルニョーネの「復活のキリスト」教会 (2)

ブレーシアの新司教は、着任早々どこに馳せ参じたか。
それは、
この田舎の、
(パデルニョーネ)
次の教会にである。
* 外 観 *
現代建築そのもの
* 祭壇周辺 *
うわぁぁぁ((((;゜Д゜)))ガクガクブルブル
嘘でした。そして、ふざけました。御免なさい。上の二枚は、この教会を手掛けた建築デザイン会社によるレンダリング、つまりCGによる「下絵」でした。ホッとしましたか。
しかしながらこのことは、裏を返せば、上のようになっていてもおかしくなかった、ということかも知れません。ただ何かの加減でこうはならなかった、というだけで。
実際は以下のようになりました。
(今度は嘘ではありませんw)
良くなりましたか。いいえ、良くなりません。礼拝者の視線の先に主の磔刑像がありません。その代りにご覧のような像があります。この教会は「復活のキリスト」という名を持っています。しかしパウロ6世ホールの彫刻も『復活』でした。彼らにとってはあくまで「復活」なのです。「復活の悪用」は彼らの常套手段です。
さて、今扱っているのが「カトリック教会」であることをもう一度思い出して下さい。「呪いの凝集」で受けたのと似たような(即ち、同じではないとしても)ショックを、私達は受けることになるでしょう。
* エントランス *
決して裏口ではない。正面玄関である。
みんなが出入りするところである。
(あなたはもう既に何かお感じでしょう)
献堂の日(2007年9月23日)、この扉の前で記念撮影する前司教達
この扉の前で何事かする聖職者達。左の人物は前司教だろうか。よく分からない。真ん中の人物はこの教会の主任司祭になった人だろう。そして右の人物はブレーシア司教区で教会の美術や建築の方面を担当している人で、且つ「典礼の専門家」(おお、不吉な響き!)である人だそうである。彼はこの教会でも、その建設プロジェクトを担当した。名をイーヴォ・パンテギーニという。お見知りおきを
さて、この扉を詳細に見てみよう。
全体
サタニスト特有の感覚(嗜好)である。
四隅にあるもの
確かに、一応は、四人の福音史家のシンボルである。しかし、聖なる感じは少しもしない。むしろはっきりと「グロテスク」である。
中央にあるもの
「中央」とは即ち「ドアノブ」辺りの位置を意味する
左のドア
何だと思うか。
建築設計会社のパンフレットから↓
蛇! 二匹の!
信じられない! カトリックの小教区教会の扉に、蛇!
誰がこんなドアに触れたいだろうか?
最低! 最悪! 異常!
右のドア
二羽の鳥だそうである。
四隅に配置されたものは、確かに、四人の福音史家のシンボルである。中央の蛇は「いにしえの蛇」だそうである。ゲージツ作品は「意味」を含み、それを「説明」される。しかし、そういうのは関係ない。そういう説明に対しては、私の耳は馬の耳である。ゲージツの分からぬ「素朴」な者と言うなら言うが良い。私の心には何の迷いも起らぬ。即ち、こういうのを何と言うか。「異常」と言う、「醜悪」と言う、「怪奇」と言う!
* オブジェ *
このような「幾何学的」な、若しくは「宇宙的」な造形は、フリーメイソン学派の好むところのものだろう。
建築設計: Fabrizio Viola ed Associati
 -> Chiesa Cristo Risorto – Brescia
 -> 蛇の詳細画像(3.2MB)- Download
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