2011.05.15

パデルニョーネの「復活のキリスト」教会 (3)

* 祭 壇 *
2007年11月11日、この祭壇でミサを行なう新司教ルチアーノ・モナーリ。
私は数字の解析には殆ど全く無関心な人間であるが、この日付はさすがに気になる。「11」はサタニスト/オカルティスト達が愛好する数字だと聞いている。
見れば、祭壇の側面にカラスの足跡みたいな印がある。
外にも同じ印がある。
写真を二枚掲げるが、石の配置から見て、同じ場所だろう。左の写真の下には「La porta della penitenza」という文字がある。英訳すれば「The door of repentance」。ドアのようだ。しかも、なんだ?「悔改めのドア」?w  (否、これはおそらくこれ関係である。)
* 聖母像 *
聖母像らしきものが左に見える。
「望みの聖母」という名が付けられているらしい。しかし、「マシューです」と言われて「ああ、マシュー君」はもうやめようw(しつこく参照)。これも「聖母像」ではないことだろう。
調査者は書いている。「この像で目立つのは、聖母らしい表徴の全くの欠如である。ここには頭上の冠も、手や胸に位置する十字架も、腕に抱かれた幼子イエズスも、〔薔薇の〕棘に囲まれた聖なる御心も、御母としての御悲しみの表情もない。この黄金の木像はいったい誰なのか?」
この像の台座の上には何故か剣が置かれている。パネルの文字の意味は「のたまえるごとく、よみがえり給う」。しかしオカルトの儀式には剣が付き物である。調査者は上の剣に「Sacrificial Dagger」という語を当てている。
* 地下聖堂 *
右の方に何かいる。
一つ目の化け物である。体が透けている。
体にスパイラル状の黒い帯を巻き付けている。
呆れたことに、これは「聖体顕示台」である。
調査者は、丸い容器の後ろに見える星に注目せよ、と言っている。魔術における五芒星ではないか、と言いたいようだ。
ところが、片や教区の広報(2008年)は、上の調査者の警戒とは正反対に……
……この化け物の写真に教皇ヨハネ・パウロ2世の言葉を添えて「聖体礼拝」を勧めている。
どなたか、夜、この地下聖堂で、この化け物と見つめ合いながら「聖体礼拝」したいですか? コイツ、時々上体をグニョグニョ動かすかも知れませんよ? いかにもそんな感じだ。
そしてそればかりか、この教区報は、この化け物のすぐ横の欄で「メジュゴリエでの感動的な体験」を信者に “証し” させている。
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