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2011.05.15

パデルニョーネの「復活のキリスト」教会 (4)

* 十字架 *
見よ、これがこの教会の頂上に取り付けられている十字架である!
私は、これもまた凄まじいものであると思うが、あなたはどう思うか。
地下聖堂の一つ目の化け物と同じく、まるでこれ自体が生き物であるかのようであり、まったく不気味である。
一体これのどこがカトリック、いや、キリスト教なのか。キリスト教にとっての十字架は、当然、主の御受難における、御贖いにおける、「木」の十字架である筈である。それをどこにやってしまったのか。何故それを、こんな気色悪いものと取り替えたのか。
意味があるようである。
真ん中の丸い部分は、赤い。夜になると、それは光る。
しかし、十字架の真ん中に赤い円を置くことは、カトリックにおいて、あるいはキリスト教において、まま見られることだろうか? 主の心臓を表わすため? そんなことをするか?
調査者が一つの分析をしている。即ち、上の十字架は「薔薇十字団」(Wikipedia-ja)を意味していると。
しかも調査者は、中央の赤い部分のことだけを言っているのではない。この十字架の火のような、あるいは植物のような(私はそうも思った)形状はペリカンを表わしているというのである。
調べてみると、なるほど薔薇十字団は鳥をシンボルに使うことが多いようである。それは必ずしもペリカンとは限らず、フェニックスであったり、白鳥のようなものであったりすることもあるようだけれども。
私は、調査者の推理は全く正しいだろうと思う。
と云うか、このようなシンボリズムはかなり「あからさま」という形容に値する。おそらく彼らは、実のところ、完璧に隠す気はないのだろう。完璧に隠したのでは、彼らにとって意味がないのだろう。“言い訳” できる余地は残しながらも、基本、「表わしたい」のだろう。
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