2014.06.03

全実体変化を信じていない司祭が
日本語のミサ典礼書の改訂を手伝っている

 「カトリック召命チーム」というものがあることを知った。
 案内リーフレット(PDF)によると、「現在、2人の司教様と、また司祭、助祭、修道女、信徒の十数名で活動を行って」いるとのこと。
 「2人の司教様」のうちの一人は池長大司教様である。

 そのサイトに国井健宏神父の最近の言がアップされているのを見た。(それは本当に最近である。「2014年4月 up」とある)
 そこでこんな事を言っている。

今は、典礼委員会で顧問という形で、『ミサ典礼書』の改訂のお手伝いをしていますが(…)

まだまだ、今の日本の典礼は、ラテン語からの翻訳の典礼なのです。もうそろそろ、翻訳の世界を抜け出して創造の世界に入らなければならないと思います。

召命を生きる-No.6 国井健宏神父「叙階50周年を迎えて」1

 全実体変化を信じていない司祭が日本語のミサ典礼書の改訂を手伝っているのである。「創造」を思いながら。

 カトリック新聞オンラインの記事。

April 9, 2014

いまの日本語の「ミサ典礼書」は1978年の発行で、現在、改訂の作業が進んでいる。(…)

梅村司教は3月18日、典礼委員会秘書の宮越俊光さん、同委員会委員のフランコ・ソットコルノラ神父(聖ザベリオ宣教会)と共に同省を訪れ、「ミサの式次第と奉献文1~4」や「ローマ・ミサ典礼書の総則」の改訂訳などを再び提出して、日本の事情を説明した。(…)

カトリック新聞オンライン

 ただし、今回の記事の「全実体変化を信じていない司祭が…」というタイトルの下にソットコルノラ神父のことまで置くつもりはない。私は彼が全実体変化を「信じていない」かどうかを確認していない。「信じている」かどうかも。

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