コンピエーニュの殉教を描いた絵を幾つか並べておきます。
彼女らは上を見上げています。これは「信仰」の世界です。
修道女たちを祝福する修道院長。この絵ではかなり年輩の人のように見えますが、実際は、彼女はこの時41歳でした。
確かにギロチンは恐ろしいけれど、これは「信仰」の世界です。
彼女らは、私たちによって気の毒がられるよりもむしろ、私たちの方が「コンピエーニュの十六殉教修道女、我らのために祈り給え」と祈るべき対象です。
「罪の概念は中世の哲学が聖書の内容を悲観的に解釈したものである、という考えを徐々に刷り込むことによって」