Part 1
1975年8月14日(1/2)
E = エクソシスト
A = アカボル。座天使の階級から落ちた堕天使
Al = アリーダ。大天使の階級から落ちた堕天使
[準備]祈り、祝福、奉献、決められた聖歌、ロザリオ三環(喜び、苦しみ、栄光)、諸聖人の連祷、祓魔式の祈り etc.
E: 悪霊アカボルよ、我ら司祭はキリストの代理者として、聖父と聖子と聖霊の聖名によりて汝に命ずる。
我らは聖なる十字架、尊き御血、五つの聖なる御傷、十字架の道の十四個の留、至聖なる童貞マリア、ルルドの無原罪の御孕り、ファチマのロザリオの聖母、カルメル山の聖母、Wigratzbadの偉大なる勝利の聖母、及び聖母の七つの御悲しみの聖名によりて、また、大天使聖ミカエル、天使達の全ての九つの階級、この憑霊されし婦人の守護天使なる天使Erabel、悪霊にとりての禍いにしてこの婦人の守護聖人なる聖ヨゼフ、全ての守護天使、司祭らに特別に割り当てられたる天使、天国の全ての諸聖人、殊にかつて祓魔師であった聖人、アルスの聖なる主任司祭、及び聖ベネディクト(の聖名によりて)、また、天主の僕の中の僕であるピオ神父、コナースロイトのテレーゼ(ノイマン)、カタリナ・エンメリック、煉獄の全ての霊魂、及び教皇パウロ6世の聖名によりて汝に命ずる。
それ故、アカボルよ、我らは、天主の司祭として、今我らの祈りを向けし全ての聖名によりて、また、至聖なる三位一体、聖父と聖子と聖霊の聖名によりて汝に命ずる。汝は地獄に戻らねばならない。
地獄は恐ろしい所
A: 私にはまだ言わねばならないことがある。
E: 真実を語り、真実のみを語れ。至聖なる三位一体と福いなる童貞聖マリア、無原罪の御孕りの聖名によりて... !
A: そうだ。彼らの名によって、私が以前そうであった座天使の名によって、私は語り続けることを強いられる。私は語らねばならない。
E: 真実を語れ、真実のみを。お前に嘘を言う権利はない。…の聖名によりて!
A: 私は座天使の一人だった。私、アカボルは語らねばならない。〔彼 [3] は喘ぎつつ物凄い声で叫ぶ〕 私は、地獄がどれほど恐ろしい所かを言わねばならない。それはお前達の誰も想像すら出来ぬほど恐ろしい所である。天主の裁きは恐ろしい、とても恐ろしい。〔うめき嘆く〕
E: 至聖三位の聖名によりて、福いなる童貞聖マリアの聖名によりて、無原罪の御孕りの聖名によりて語り続けよ。天主が汝に語るようにと命じ給うことを語り続けよ。
A: 地獄はお前達が想像もできないほどにきわめて悪い。お前達はそれを理解するに足るほど深くは考えない。天主の正義は... もちろん、彼の慈悲を利用できる... しかし、それは多くのものを要求する。お前達は大いなる信頼を持たねばならず、多く祈り、告解に行かねばならない。お前達は全てを古いやり方に従って行なわねばならない。新しいものは安易に、また気ままに導入されてはならない。真実を語るのは教皇である。
E: 至聖三位の聖名により、福いなる童貞聖マリアの聖名により、無原罪の御孕りの聖名によりて続けよ。座天使の聖名によりて続けよ。続けよ!
危険の中にいる群れ
A: 狼達は今でも...
E: 至聖三位の聖名により、福いなる童貞聖マリアの聖名により、無原罪の御孕りの聖名により、座天使の聖名によりて、真実を語り、真実を明かせ!
A: 狼達は今、お前達の中にいる。善人の中にさえ [4]
E: 真実を語り、真実のみを語れ。我らは …の聖名によりて... !
A: 前にも言ったように、彼ら(狼達)は司教達の中にさえいる [5] 。そして、より上級の枢機卿達の中にも。
E: 福いなる童貞である天主の御母マリアの聖名によりて、…の聖名によりて... 続けよ! …の聖名によりて、汝が命ぜられたように、真実を語り続け、全真実を語れ!
若者達は危険の中にある
A: 私は自分の意志に反してこれを言う。私は自分の意志に反してこれら全てを言う。若者達... 若者達は、取り込まれた。若者達は、二、三の...
E: 座天使の聖名によりて、真実を語れ。汝には嘘をつく権利はない!
A: ... 二、三の慈善の行ないによって天国に行けると信じている。しかし、そうではない。決してそうではない。
E: 真実を語れ。全真実を語れ。座天使の聖名によりて、…の聖名によりて!
A: 彼らはしなければならない... それが私にとってどんなに高く付こうとも、私はこれを言わねばならない...
E: 至聖三位の聖名によりて、真実を語り続けよ! 汝は …の聖名によりて、真実を語らねばならない! [6]
告解と聖体拝領
A: ... 彼らは秘跡を受けねばならない。相応しい方法でそれを受けねばならない。単に儀式に参加するというのでなく、真実の告白をすることである。そして聖体拝領をしなければならない。その時(聖体拝領の時)司祭は「主よ、私は主をわが家にむかえ奉るに足らぬものである」と、一度だけではなく三度言わねばならない [7] 聖体は手ではなく口で受けられねばならない。
E: 尊き御血の聖名によりて、聖なる十字架の聖名によりて、ルルドの無原罪の御宿りの聖名によりて、ファチマのロザリオの聖母の聖名によりて、真実のみを語れ!
A: 我々は今行なわれている手による聖体拝領の導入に成功するために、非常に長い間、下で〔下を指差す〕頭を絞った [8] 。手による聖体拝領... 手による聖体拝領は、地獄にいる我々にとってはとても良いものだ。嘘ではない!
E: 我らは …の聖名によりて、汝に、天が汝に命ずることだけを言うようにと命ずる! 真実だけを語れ。汝に嘘を言う権利はない。それ故、やめよ、嘘を言うな!
A: 彼女は〔上を指差す〕私が語ることを望んでいる...
E: …の聖名によりて、真実を語れ!
A: 彼女はこれを私が語るのを望んでいる... もし彼女、この偉大な婦人が今も地上に生きていたならば、彼女は聖体を口で、また跪いて受けるであろう。そして彼女はこのように〔動作をする〕深々と頭を下げるであろう。
E: 福いなる童貞 …の聖名によりて、また座天使の聖名により、座天使の命令に従い、真実を述べよ!
A: 私は、聖体拝領は手で受けられてはならないということを言わねばならない。教皇自身は口に聖体を授ける。彼は聖体が手の上に与えられることを全く望んでいない。そのやり方は枢機卿達から出てきたものだ。
E: …の聖名によりて、座天使の命令に従い、真実を述べよ!
A: それから、それは司教に行き、そして彼らはこれを従順の問題だと、自分達は枢機卿達に従わなければならないと考えた。そして最後に、それは司祭達のところに来た。そして司祭達は、自分達は従わなければならないと考えた。何故なら、従順ということが非常に強調されているからだ。
E: 真実を述べよ。汝に嘘を言う権利はない。…の聖名によりて!
A: 悪人達は従われてはならない。教皇、イエズス・キリスト、そして福いなる童貞が従順の的でなければならない。手による聖体拝領は全く天主の意志ではない。
E: …の聖名によりて、真実を語り続けよ!
福いなる童貞への信心
A: 若者達は(天国への道における)巡礼者であることに帰らなければならない。更に、彼らは福いなる童貞に向かわなければならない。彼らは彼女を排除してはならない。彼らは... 彼らは福いなる童貞を知らなければならず、革新主義者達の精神に従ってはならない。絶対に何一つ、彼らからのものを受け入れてはならない。〔怒り狂って叫ぶ〕 我々はその者達、狼達を手にしている。我々は既にその者達を支配している。
E: 続けよ。…の聖名によりて真実を言え!
A: 今日では、若者達は、自分達が二、三の慈善事業を達成した時、そして自分達の仲間内で全員で団結する時、自分達が奇跡的なことをしたと思う。しかしそれはほとんど取るに足りないことだ。彼らが他者のことで何か一つの共感を覚えることはしばしば非常に容易なことだ。しかしそれは奇跡的なこととは何の関係もない。そうではなく、彼らは犠牲を捧げ始めなければならない。彼らは彼ら自身に痛みを与えなければならない。彼らは祈らなければならない。彼らは少なくとも4週間毎に秘跡を受けに行かなければならない。しかし、祈りと苦しみもまた重要である。そして、これら全ての上に、私は付け加えなければならない...
E: …の聖名によりて、真実を述べ続けよ! 福いなる童貞が汝に命ずることを言え!
キリストを模倣すること
A: ... とりわけ、現代の世界では、カトリック教徒でさえも、他者のために苦しむことが必要だという真理を完全に見失っている。お前達が皆キリストの神秘的な体の部分であるという事実、そして、お前達は皆互いのために苦しまなければならないという事実は、完全に忘れられている。〔犬のように惨めに泣く〕 キリストは十字架の上で全てを達成したわけではない。彼は確かに天国への門を開いた。しかし、人間は互いのために補い合わなければならない。セクトはキリストは全てを為したと言うが、それは真実ではない。キリストの受難は続くのだ。彼の名によって、それは世の終わりが来るまで続くのだ [9] 〔うなり声〕
苦しみの意味
E: 続けよ! 福いなる童貞の聖名によりて、彼がお前に言うようにと命じることを言い続けよ!
A: それ(キリストの受難)は続かなければならない。人々は互いのために苦しまなければならない。そして、それらの苦しみをキリストの十字架の名によって、またキリストの苦しみの名によって、天主に捧げなければならない。お前達は福いなる童貞と一致して苦しまなければならない。そして、彼女が自分自身の苦しみをキリストの苦しみと合わせることを目的として──十字架上における、またオリーブの園での苦悶におけるキリストの恐ろしい苦しみと自分の苦しみを合わせることを目的として──彼女がその生涯にわたって耐え忍んだ自己放棄に、お前達も一致して苦しまなければならない。
これらの苦しみは人間達が考える以上に過酷なものだった。ゲッセマニの園でキリストは、お前達がおそらくそれについて考えているだろうような形とは別の形で苦しんだ。彼は、あたかも自分が罪人の中でも最も罪深い者になったかの如く、そしてあたかも自分がどうしても地獄に行かなければならない運命に今落ちようとしているかの如く、天主の正義によって押し潰されたのだ。彼はお前達人間のためにこの苦しみを舐めねばならなかった。さもなければ、お前達は救われなかっただろう。彼はそのように恐ろしい苦しみを耐え忍ばなければならなかった。自分が実際に地獄に堕ちるのだとほとんど信じるような地点にまで行ったのだ [10]
彼の苦しみは、彼自身、自分は天の御父によって完全に捨てられたのだと感じるほどに大きなものだった。彼は、彼自身が永遠の聖父から完全に切り離されたのを感じ、遺棄された自分を感じて、血の汗を流したのだ。〔悲しげに泣く〕 彼は、自分が最も罪深い者であるかのように感じて押し潰された。
これが彼がお前達のためにしたことだ。それ故、お前達は彼に従わなければならない。これらの苦しみはそれほどの価値があるものなのだ。全てが失われ、自殺だけが唯一の脱出口と思われる時のこれらの苦しみ、暗闇、遺棄されたと感じる恐怖... 私はそれを言いたくない。嫌だ。〔重くため息をつく〕
E: 座天使の聖名によりて、真実を述べ続けよ!
A: 天主の摂理は最も偉大、まさしく偉大である。これらの苦しみによって全てが失われたと思われる時、人は完全に天主から見捨てられたと感じ、また最少の人々からも、最も低い生き物達からも見捨てられたと感じる。しかし、これらの恐ろしい、全く恐ろしい苦しみは、およそあり得るものの中で最も貴重なものなのだ。しかし、若者達はそれを知らない。若者のほとんどの者は、それを知らない。そして、そこに我々の勝利があるのだ。
苦しみを受け入れること(苦しむ必要)
E: …の聖名によりて、真実を語り続けよ!
A: 多くの、自殺する人々の大多数は、自分が天主からも最少の人々からも見捨てられたと感じた時、自殺する。彼らはもはや天主も人々も感じられず、あるのは暗い闇夜ばかりだ。天主は常に彼らと共にある。しかし、彼らにはもはや天主は存在しないかのようであり、しばらくの間、その現存は感じられない。しかし、それにも拘わらず、人間がキリストの苦しみを模倣することは必要なことなのだ。特に、キリストによって多くの苦しみに呼ばれた者達においては。
しかし、自分がもはや普通ではないと考える多くの者達がいる。大部分がそうである。それ故、彼らは諦める。彼らはあまりに簡単に諦める。彼らは、もはや誰も彼らを理解しないので、自分自身を殺さなければならないと考える。そこに我々の勝利がある。彼らのほとんどが天国に行く [11] 。しかし、そうであってもそれは我々の勝利なのだ。何故なら...
E: …の聖名によりて続けよ!
A: ... 彼らは自分の使命を果たさなかったからだ。彼らは生き続けなければならなかった。
E: ... 座天使からのメッセージの聖名によりて続けよ!
A: 今日、世界のどこかに、幾つか、極めて重い十字架がある... これを私に言わせるのは彼女〔上を指差す〕だ。それらの十字架は、しばしば病いの上に置かれる。癌、虚弱体質、あるいは他のハンディキャップなどだ。しかし、それらの目に見える十字架は、今日多くの人間が耐えている精神的な恐ろしい苦悶あるいは暗闇よりはしばしば耐えやすい。上にいる彼女〔上を指差す〕が、彼女が以前選ばれた霊魂を通して語ったことを、私に語らせる。「私は私の子供達に苦しみを送ります。その苦しみは、海ほども大きく深いものでしょう」。これらの恐ろしい苦しみを耐えなければならない人間達は... 多くの人間達がそのように運命づけられているのだが... 絶望してはならない
E: 至聖なる三位一体、聖父と聖子と聖霊の聖名によりて、アカボルよ、福いなる童貞がお前に言うようにと命ずることを語れ!
A: ところで、私が今話した十字架は、無益且つ無意味なもののように見える。それは人間を絶望に導くことができる。しばしばそれはほとんど耐え難いものになる。しかし、その時こそ、それらが最も価値ある時なのだ。私、アカボルは、再び言うことを強いられる。彼女〔上を指差す〕は私に、十字架に耐えている病人達に向かって、このことを叫ばせたいのだ。「勇気! 落胆してはいけない!」。十字架の内に救済がある。勝利は十字架の内にある。十字架は戦いよりも強力なのだ。
(管理人による挿入)
カトリック大阪梅田教会(サクラファミリア)
救いの表徴である十字架を取り去った教会(参照
教会からその “心臓” を取り除いたようなものである。
E: 続けよ! 座天使よりのメッセージ …の聖名によりて!
モダニズム
A: モダニズムは間違いだ。モダニズムは全く拒絶されなければならない。それは我々の仕事だ。それは地獄から来ている。モダニズムを広める司祭達は、彼ら自身の間でさえ一致していない。誰一人、他の誰かに同意しない。その徴候だけで、お前達のためには十分でなければならない
E: 無原罪の御孕りの聖名によりて続けよ! …の聖名によりて、真実を告げよ! 福いなる童貞の命令によりて、お前は真実を全て語らねばならない!
A: 教皇は枢機卿達によって、彼自身の枢機卿達によって苦しんでいる。... 彼は狼達に囲まれている。
E: …の聖名によりて、真実を述べよ!
A: そうでなかったなら、彼はもっと多く話すことができるだろう。彼は、いわば麻痺している。彼はもはや多くのことができない。嘘ではない。彼は、お前達がお前達の心の中で、これは為されねばならない、と感じていることを、もはやそれほど行なうことができない。しかし、他のことはどうあれ、お前達は古い信仰の最も小さな部分でさえ、決して捨ててはならない。私は言うことを望み、言わねばならない。第二バチカン公会議はあまり良いものではなかった。それは、ある程度(in part)、地獄の仕事だったのだ。
E: 至聖三位の聖名によりて、真実を語れ!
ミサ聖祭
A: 二、三の小さなことがある。それは変えられなければならない。しかし、そのほとんどが… いいや、嘘ではない! 典礼には、変えるべきものなどほとんどなかった。福音朗読でさえ、口語化されるべきではなかった。ミサ聖祭がラテン語で言われるなら、それはより良いことだ。その理由は、ただ聖変化のことを考えただけでも分かる。ただ聖変化のことを。何故なら、それは一つの典型だからだ。聖変化では、人間は言葉を使う。「これはあなたがたのために渡されるわたしの体である」。そして次に、「これはわたしの血である。あなたがたと多くの人のために(and for a great number)流される」とある。これがイエズスが言ったことだ。
E: 「すべての人のために(for all)」と言うことは正しくないというのか? …の聖名によりて、真実を述べよ。お前には嘘を言う権利はない!
A: 確かにそれは正しくない。翻訳は完全には正確でなかった。この「すべての人のために(for all)」はその典型だ [12] 。それは「すべての人のために」であってはならないし、ある筈もない。それは「多くの人のために」でなければならない。
言葉が正しくない時、恵みの量は削がれる。恵みはまだ流れて来てはいるが、しかし希薄だ [13] 。しかし、司祭が古い伝統に従いつつ、また天主の意志に従いつつ物事を正しく行なう時、聖変化には極めて多くの恵みが伴う。キリスト自身が言ったように、「あなたがたと多くの人のために流される」と言われなければならない。[参考: MANY VS. ALL
E: しかし、キリストはすべての人のために御血を流されたのではないか? …の聖名によりて、真実を語れ!
A: 違う。彼はすべての者のために血を流すことを望んだ。しかし、実際には(in fact)、それはすべての者のためには流れなかった。
E: それは多くの人間がそれを拒絶したからか? …の聖名によりて、真実を語れ!
A: その通りだ。この点で、それはすべての者のためには流れなかった。つまり、それは地獄にいる我々のためには流れなかった。
E: …の聖名によりて、真実を語れ!
A: ミサの新しい式次第... 司教達がトリエント・ミサを変えた... 新しいミサは上の彼ら〔上を指差す〕が望むものでは全くない。ミサ全体がもはや有効ではなくなる時が間もなく来るだろう [14] [参考: われらの至聖なる主は新典礼について警告する
E:トリエント・ミサ、古いミサはどうなのか。それはピオ5世によって命じられたものなのか? …の聖名によりて、真実を告げよ! お前に嘘を言う権利はない!
A: それは存在するものの内で最上のものだ。それは基準とすべき、本当の、良いミサだ [15] 〔うなり声をあげる〕
E: アカボルよ、福いなる童貞の聖名と御命令によりて、真実を告げよ! 我らはお前に、彼女がお前に語るようにと命ずることを全て語るようにと命ずる!
A: 私は自分の意志に反して全て語った。私は強いられたのだ! 上のあそこにいる彼女〔上を指差す〕が私に強制したのだ!〔低く不明瞭な声で不平を言う〕
E: お前に更に言うべきことが残っているなら、…の聖名によりて! しかし真実のみを言わねばならない!
従 順
A: 多くの司祭が従順ということに言及する。しかし、この時代にあっては、現代主義的な司教達には従う必要なないのだ。この時代はキリストが言った時代である。「多くの反キリストと偽預言者が立つであろう」[16]
その者達(現代主義者である司教達)が偽預言者である。人はその者らを信じてはならないし、その者らを信じる権利も一つもない。間もなく、人はもはや彼らを信じられなくなるだろう。何故なら、彼らは... 何故なら、彼らは... あまりに多くの新しいものを導入したからだ。我々は彼らの中にいる [17] 。下の世界から来た〔下を指差す〕我々が彼らの心を掻き回してやったのだ。しかしそれ以前に、我々はカトリックのミサを破壊する方法について大いに頭を絞っていた。
それは、今から100年以上前にカタリナ・エンメリックが言ったことだ。「それはローマでのことです... 」。彼女は幻の中でローマを、バチカンを見た。彼女は、それの全体がすっかり深い堀によって囲まれているのを見た。そして、堀の向こう側に信仰のない者達が立っているのを見た。ローマの中心、バチカンの中心には、カトリック教徒達が立っていた。彼らは、彼らの祭壇、聖像、聖遺物など、ほとんど全ての物を、深い深い堀の中に投げ入れた。それが上までいっぱいになるまでだ。そして、それが今の時だ〔物凄い声で叫ぶ〕
そして、その堀がいっぱいになった時、他宗教の者達が実際にそれを渡ることができた。彼らは行き交い、バチカンの中を見て回った。彼らは、如何にカトリックが、この時代のカトリックと現代的なミサが、彼らに与えるものが少ないかを見た。彼らは頭を振って、背を向け、そして去って行った。そして、お前達カトリック教徒の中には、彼ら異教徒達より先に教会を去るほどに馬鹿だった者達が沢山いたものだ。しかし、彼ら異教徒達といえども、お前達と同じ方向にただの一歩さえ歩を進めたわけではない。私が語らなければならないことがもっとある。
E: …の聖名によりて、真実を言え!
典 礼
A: ミサ、真のミサ、トリエント・ミサでは、十字を切る動作が33回あったものだ。しかし今のミサでは、それは非常に少なく、時々は2回、全てがうまく運んで3回だ。そしてミサの最後で、祝福を受けるために、お前達は跪くことを要求されもしない。〔叫び、絶望したように泣く〕 お前達は、我々がどのように跪くか... どのように膝を折るか... もし我々がまだそうすることができるなら... それが分かるか?
E:ミサ聖祭で33回の十字を切る動作があるというのは、正しいのか? …の聖名によりて、真実を告げよ!
A: もちろんそれは正しい。それは義務でさえある。それがそのように行なわれた時は、我々はそこにいない。我々は教会から逃げることを余儀なくされる。しかし、今日行なわれているようなやり方では、我々はそこにいる。「灌水式」もまた回復されねばならない。灌水式の時、我々は聖水が散布され香が焚かれる前に逃げなければならなかった。香を焚くことも再開されねばならない。そして、ミサの後の、「大天使ミカエルへの祈り」、三回の「天使祝詞」、そして「サルヴェ・レジナ(元后、あわれみ深き御母)」の祈りも再び言われなければならない。
E: 真実を告げよ! …の聖名によりて、お前が言わねばならないことを語れ!
A: 平信徒は聖体を配布してはならない。〔恐ろしい声で叫ぶ〕 絶対にだ! 修道女でも、修道士でも、決して! もし女や平信者がそれをすることができるなら、その時お前は、キリストがこれを使徒達に委ねたと信じることができるのか?〔うなり声をあげる〕 如何に私は言うことを強いられていることか! アリーダよ(同じくこの憑霊された女性の中にいる下級の別の堕天使)、お前は聞いたか。アリーダ、お前も話せ!〔言われた悪霊は怒って答えた、「黙れ!」〕
E: アカボルよ、…の聖名によって問う、お前は全てを語ったのか? お前は全てを言ったのか? 真実を全て話したのか?
A: 上のあこそにいる彼女〔上を指差す〕は、私がいにしえの者(ルシファー)に苦しめられるのを許さない。何故なら、私はお前達のために、教会のために、これらのことを語るように強いられたからだ。彼女はそれを許さない... 幸いにも! しかし、これは下のそこにいる者達には〔下を指差す〕、私達全てには、私達全てには、良いことではない。〔叫び、うなり声をあげる〕
E: 福いなる童貞の聖名によりて、続けよ! 他に言うべきことがあるか? お前の昔の仲間、座天使の命令によりて、お前は他に言うべきことがあるか?
〔飲食なしの7時間の祈りと6時間のエクソシズムの後、人々の多くは疲れていた。〕
A: いや、ない。おそらくお前達は去ることができるだろう。お前達が去れば、我々は嬉しい。我々は嬉しい! ただ去れ!
E: お前の話を続けよ! 福いなる童貞の聖名によりて、語れ! …の聖名によりて、彼女がお前に語るように命じたことを語れ!
A: 私は語ったから、私は全てを語らなければならなかったから、彼女は私に幾分の猶予を与える。お前達は三度言わなければならない、「聖なるかな、聖なるかな、聖なるかな... 」と。
〔その場にいた者達はその祈りを唱える〕
E: くすしきバラの聖母と…の聖名によりて、アカボルよ、福いなる童貞がお前に語るようにと命ずることを語れ!
A: 彼女は、私が言わなければならなかったこと、また既に言ったことを言うようにと命じた。私は自分の意志に反して言った。〔苛立たしげに泣く〕
E: …の聖名によりて、お前は全てを語ったのか?
A: そうだ!
アカボルに対する悪霊払い
(この最後に彼は追放される)
E: アカボルよ、我々は汝に命ずる。至聖なる三位一体、御父と聖子と聖霊の聖名によりて、最も福いなる童貞マリアの聖名によりて、マリアの無原罪の聖心の聖名によりて、聖なる大天使達の聖名によりて、祝せられし霊魂達の階級の聖名によりて、天が汝に語るように命じたことを汝が全て語ったかどうかを、今、我々に告げよ! 尊き御血の聖名によりて、真実を述べよ!
A: もしその血が我々のためにも流されていたとするなら、それは我々も人間だったということを意味するだろう。しかし我々は人間ではない。もし我々が人間であったなら、我々はそれほど馬鹿ではなかったに違いない。要するに、お前達の方がずっと運が良かったということに過ぎない。
E: 守護天使の聖名によりて、この婦人の守護天使と…の聖名によりて、アカボルよ、去れ! 永遠に、永遠に向かって、地獄に去れ! そして二度と戻ってはならない!
A: それはできない... !
E: アカボルよ、去れ! …の聖名によりて! 汝の話は終わった。汝の仕事は終わった! 汝の名を叫び、地獄に戻れ!
A: 私はまだ行くように強いられてはいない。彼女はもう少しの猶予を私に与えている。
E: お前と一緒に他の悪霊が去らねばならないのか?
A: 違う。私、アカボルは、最初に去らなければならない。しかし、お前達は、マリアの七つの悲しみに敬意を表して、更に7回「天使祝詞」を言わなければならない。彼女の命令によって〔上を指差す〕私は次のことをお前達に言う。
1. 最初の「アヴェ・マリア」は、シメオンが彼女に「剣があなたの胸を貫くでしょう」と預言した時の彼女の悲しみのためである。
2. 次は、エジプトへの避難のためである。その時の彼女が耐えた涙と苦しみ黙想しつつ。
3. 子供時代のイエズスが神殿で見失われたこと。彼が天主の御子だったが故に彼女が苦しんだ苦悶を黙想しつつ。
4. 十字架の道行きの途上で彼女がイエズスに会ったこと。彼女が彼女の息子を見た時に味わった辱めのために。
5. 恐ろしいもの、最も恐ろしいもの、イエズスの磔刑と十字架上の死。彼女がその時耐えたもの。涙。苦悶。落胆。
6. イエズスの体を十字架から降ろしたこと。彼らが一緒に墓に運んだ、酷く外観の損なわれたイエズスの体。この場面全体を通して彼女がしなければならなかった役割。
7. 最後に、イエズスの遺骸を墓に収めたこと。彼女の大きな悲哀。彼女の悲嘆。彼女は途方もなく苦しんだ。
A:〔憎悪に満ちた声で、最後の祈りを叫ぶ〕 更に三回だ、「聖なるかな、聖なるかな、聖なるかな... 」。
〔その場にいた者達が祈りを唱える〕
E: 聖なる三位一体の聖名、…の聖名、彼らの聖名によりて、アカボルよ、お前は永遠のために地獄に行かなければならない。
A:〔うなり、物凄い声で叫ぶ〕わかっている!
E: …の聖名によりて、汝自身の名を叫び、地獄に去れ! 汝の古き仲間の聖名によりて、座天使の聖名によりて、お前が天主に背いた時に天主に仕えた彼らの聖名によりて、去れ!
A:〔うめく〕私は非常に天主に仕えたかったのだ。ただルシファーがそれを許さなかった。
E: お前は今去らねばならない。我ら司祭は、至聖なる三位一体、聖父と聖子と聖霊の聖名によりて、また…の聖名によりて、お前に命じる。マリアの汚れなき御心の聖名によりて、またマリアの七つの御悲しみの聖名によりて、お前は今立ち去らねばならない!
A:〔絶望的に叫ぶ〕
E: …の聖名によりて、自らを地獄に持ち去れ! 汝自身の名を叫べ!
A: ア…カ…ボル!〔泣きながら名を叫ぶ〕 ア…カ…ボル!
E: 地獄に立ち去れ! そして二度と戻るな! …の聖名によりて!
***
Al: 今はアリーダが話している。
E: 至聖三位の聖名によりて、我々は、アリーダ、汝に、アカボルが去ったかどうかを言うようにと命ずる。
Al: 彼はもはやここにはいない。彼は行ってしまった。ルシファーと彼の全ての配下が彼を探し始めている。
注: この章は要約された。事の全体にわたって詳述したというよりも、彼への追放宣告が効果を持った時に彼の口から明かされたことがハイライトされた。
原註
[11] 1915年にオーストリアに生まれ、煉獄の霊魂達との特権的な交流を持っていたマリア・シンマは、「ほとんどの自殺者は救われている、何故なら、彼らの行動の原因が彼らの尋常でない苦しみ(肉体的、道徳的、精神的)であったならば、その責任は完全には彼ら自身には帰せられないからだ」と言っている。
〔護教の盾管理人〕しかしカトリックの教えでは原則的に(?)「自殺は大罪」ということであるから、私はマリア・シンマがするような「ほとんどの自殺者は... 」という言い方には若干の(かなりの?)抵抗を覚えます。何であれ教会は「自殺はいけない」と教えなければなりませんし。
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