バーナード・ネイサンソン博士と同じものを見た人
アビー・ジョンソン(Abby Johnson)
バーナード・ネイサンソン博士の言う胎児における「沈黙の叫び」は偶然的なものでも例外的なものでもない。ここに、まさに博士と同じものを見、まさに博士と同じようにそれによって自ら妊娠中絶産業から身を引いた人がいる。2009年のこと。
家族計画連盟所属のクリニックのディレクター、アンチ・アボーションのグループに加わる
アビー・ジョンソンは、「心の変化」が彼女を Coalition for Life に加わらせた、と語る。
2009年11月5日
By Anne-Marie Dorning
アビー・ジョンソン(左)─ 家族計画連盟に所属するテキサスのクリニックの元ディレクター ─ は、妊娠中絶手術に参加していた時に「心の変化」を経験し、その直後、仕事を辞めた。写真の中に 40 Days for Life の全国キャンペーンのディレクターであるショーン・カーニーと共に映るジョンソンは、現在、そのクリニックの外で祈る活動をしている Coalition for Life と呼ばれるグループに所属している。
アビー・ジョンソンは仕事を辞めた。この何の変哲もない彼女の行動が全国ニュースの話題にまでなったのは、ジョンソン(29歳)が家族計画連盟に所属するテキサスのクリニックのディレクターであり、妊娠中絶手術に参加した際に「心の変化」を経験したと語ったからだ。
〔管理人: 記事を読んでもらうよりビデオを見てもらった方が早いかも知れないので、ここに二本のビデオを挿入します。〕
2009年11月7日のテレビ番組
2009年11月11日のテレビ番組
〔管理人: 記事に戻ります。〕
ジョンソンは現在、彼女が働いていた当のクリニックの外で祈る活動をしている Coalition for Life と呼ばれるグループに参加している。
「私はそれまで超音波機器を利用した中絶手術というものを一度も見たことがありませんでした」と彼女は言う。「その時の私の仕事は、手術を受ける女性のお腹の上に探触子を当てることでした。私は13週目になる赤ちゃんの姿を、その頭から足まで、全てを見ることができました。横から見た全体の姿を見ることができたのです。そして、探り針を見ることもできました。そして、その赤ちゃんがその探り針から逃げようとしている様子も見ることができたのです。」
ジョンソンはテキサス州ブライアンにある家族計画連盟に所属するクリニックで、最初はボランティアとして、次にディレクターとして、合わせて9年間働いた。彼女の職務には、家族計画と妊娠中絶プログラムを実行することが含まれていた。そのクリニックは、月に二日、妊娠中絶手術を行なっていた。〔管理人注: ただし、別の記事によると、それらの日に、一日に30件も40件もしていたようです。そして更にこの方面を拡大しようとしていた、ということです。〕
ジョンソンは、自身の妊娠の時も含め、以前にも超音波機器を見たことはあった。しかし彼女によれば、妊娠中絶手術で超音波機器が使われるのを見たことは、それまで一度もなかった。彼女は、ディレクターである自分が何故その日手術室に居るようにと頼まれたのか、よく分からないと言う。それは彼女の通常の職務ではなかった。しかしジョンソンは、その経験が自分を永久に変えてしまったのだと言う。
「私はその時、『私は何をしているんだろう?』と考えていました」と彼女は言う。「そして次に、『もう二度とやりたくない』と思ったのです」
二週間後、彼女は仕事を辞めた。
「私は窓の外を見ました。その時、二人の女性が祈っているのが見えたのです。そして、『私が行かなければならないのはあそこだわ』と思いました」とジョンソンは言う。
彼女は通りにおりて行き、Coalition for Life の歓迎する腕に迎えられた。
彼女は最初の頃は自分の仕事を気に入っていたが、しかしゆっくりと「この組織の真の目的」に対する疑念が大きくなっていった。彼女によれば、それは特に、彼女の上司達が「より多くのお金をもたらす妊娠中絶プログラムを持つクリニック」を強く打ち出していた為に、そうなったという。
〔以下、省略〕
管理人
「彼女は、ディレクターである自分が何故その日手術室に居るようにと頼まれたのか、よく分からないと言う。それは彼女の通常の職務ではなかった。しかしジョンソンは、その経験が自分を永久に変えてしまったのだと言う。」
このあたり、彼女の物事がそのように動いたのは、やはりクリニックの外で祈りの活動をしていた人達の力が大きかったような気がします。
2010/04/10
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