カトリック： 祈り方

beginningCatholic.com というサイトの祈りに関する幾つかの記事の試訳

その導き、その霊性について、「保証」はできない。何故なら、このサイトの筆者は第二バチカン公会議の害悪について充分には醒めていないようだから。例えば彼は、マリアン・T・ホーバット博士が警鐘を鳴らしている宗教教育プログラム、RCIAなるもの（参照： 私自身は詳しくは知らないが）をこのサイト上で紹介し、それに読者の目を積極的に案内している。
しかし、少なくとも私が訳した範囲では、彼は悪いことは書いていない。むしろ有用な、必須・不可欠なことを書いている。
そして（私は次のようなことを思うタイプのキリスト教日本人信者なのだが）、彼は何と言っても欧米人である。日本人である私たちが持っていないキリスト教信仰に対する根底的な「センス」のようなものを持っているのではないか。私たちが学べるものを多く持っているのではないか。と思う。
そして、日本では祈りについての良い本があまりにも少ない。
これらの理由により、私はこれを紹介する。

なお、本文中、著者が紹介している書物の画像を散りばめているが、それはただページの "賑やかし" のためにしたことで、私がそれらの英文の書物を不自由なく読めるということを少しも意味しない。私は日本語の良い祈りのガイダンスの出版を望む（自分のためばかりでなく）者である。

2012/03/25