2. 国際連盟と秘密結社
人はよく、今の国際連盟は米国の大統領故ウィルソンが提唱したもので、彼はそれを主張してその抱負を貫いたものであるとお考えになっております。それは無理もない。ジュネーヴにある国際連盟の外側の石垣の所に行ってみると、あすこに花環が一つ捧げられてあって、その下の石に「国際連盟創立者米国大統領ウードロウ・ウィルソン君に敬意を表す」と刻みつけてある。ですから世間ではウィルソンが拵えたとばかり思っておりますが、実はウィルソンが提唱しました時よりはもっと前に、アメリカが世界大戦に参加すると、もうこれで世界大戦はお終いになるのだと云うて、アメリカの兵隊が欧州戦場に到着すると直ぐ戦争をやめる話が出て、国際連盟をつくる話が始まったのです。
当時私はフランスの中央軍に居りましたが、フランスの国祭日7月14日〔パリ祭〕にアメリカの軍隊も参加して分列式をやりました。これに先立つこと数日前、大正6年〔1917年〕の6月28、29、30と三日間、パリのカデー町16番地に本部を有するグラントリアンという大陸フリーメーソンの大本山に於いて、ユダヤ人アンドレ・ルベーが議長となって会議を催し、議事を重ねて、遂に国際連盟を造ろうと云う話が始まり、その成果が出来て、そして連盟規約草案13ヶ条はその時に成り立って居るのであります。現在の規約は26ヶ条から出来ておりますが、その時のはその半数の13ヶ条であります。条項は多くなっても、大体その時の13ヶ条が今の連盟規約の骨子になって居るのであります。
その6月28日とはそもそも如何なる日であるか。これを世人はウッカリ雲煙過眼視して居るのです。その6月28日というのは、大正6年6月28日から丁度三年前の大正3年〔1914年〕6月28日、オーストリアのサラエヴォというユダヤ町に於いて、そこをお通りがかりになりましたオーストリア皇太子フェルディナント二世殿下を、フリーメーソン秘密結社員であるプリンチップというセルビヤの青年が、ブローニングというピストルでギャングをやって暗殺した事に端を発して、世界大戦が起こったのでありますが、その6月28日の三年祭の日がその日で、パリの〔フリーメーソンの〕本山で再び今度は反対の平和の話を始めたという事は、大いに注意すべき点なのであります。そのプリンチップという青年にブローニングのピストルを貸与したチガトーウィチという男、また彼等に旅費を供給して援助したところの団体を調べ上げてみると、皆このフリーメーソン秘密結社員なのであります。
でありますから、このフリーメーソン秘密結社が世界大戦の火をつけて、そしてその同じフリーメーソンが、今度は火消しに回ったのであります。
[管理人] それが彼らのいつものやり方。彼らは火をつけた事は世間から隠すが、火を消した事は世界に宣伝して善人面する。今も全く変わっていません。
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