17. 日支紛争の内情密話 国際連盟と日支の謀約
次に、今回の日支紛争事件の前に如何なる出来事が吾々の眼に映じたかと申すと、今より数年前から、国際連盟事務局の重要役員の衛生局長、ポーランド生れのユダヤ人ライヒマン博士が、支那の衛生状態を改善するという名目で毎年支那へ出かけておりますが、何しろ前科者ですから(笑)、先生のやって居った事柄は決して衛生ばかりではないようであります。猫は鼠を取るべく飼ってあるが、しかし目の前に鰹節なんか置いておけば、必ず失敬してしまう。好餌が鼻先にぶらついているのを、どうして彼が見逃しましょう。
それから今の連盟の事務総長の、フランス生れのユダヤ人アブノール君も来ています。それから国際連盟の労働事務局長でユダヤ人のアルベル・トーマ君は、田中内閣の昭和3年12月5日来朝入京し、1月5日に神戸から帰りました。その時彼は朝野の歓迎を受け、畏くも宮中に於いて拝謁を仰せつけられております。このアルベル・トーマ君が、日本からの帰りに支那を観察しております。
その後も大物が絶えず往復して、支那を指導している。殊に事変勃発の年、即ち一昨年2月には、ほとんど支那専門のライヒマン君が参りました。
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