2010.05.12

U2のボノはおそらくサタニストであろう (9)

逆さ十字架: 整理
この件をもう少し整理した形で言えば、次のようになると思います。
要するに、このようなものを見る時、
つまり、このようなものの「意味」を見る時には、
それを「物」に即して見るか、
それとも「行動」に即して見るか、
という二通りがあると思うのです。
それは言い換えれば、
それを「物」として見るか、
それとも「シグナル」として見るか、
ということです。
「物」に即して見る場合、人は当然、私が前のページの前半でやってみせたように、あるいはフォーラムの人達がやっていたように、その十字架様の物そのものに張り付きます。物に近接してそれを見ようとします。つまり、写真を拡大してみたり、できるならばそれと同じものを入手して手に取って近目で見てみようとしたり、そのような態度でです。そして、これが通常、対象について「これは何か」を知るための正しい方法だと思われています。
しかし、本当にそれが取るべき正しい方法、正しい姿勢なのでしょうか。
私は、今回の場合、違うと思うのです。今回の場合、上で言えば後者の「行動に即して見る」「シグナルとして見る」ということの方が遥かに正しいと思うのです。
何故なら、それは実際、彼の「行動」であり、何らかの「シグナル」であるからです。
Bono's upside-down cross
彼のこのような挙動は、完全に意識的か半ば無意識的かを問わず、とにかく人が自分以外の誰かに何かを「示す」挙動と言えます。
Bono's upside-down cross
Bono's upside-down cross
そして、このような自分以外の誰かにシグナルを発するという挙動において、彼がこの十字架様の物を右ののような近接して見られた姿として「示した」ということは考えられないことです。何故なら、誰もそれを近くでは見ることができないのですから。
つまり彼は、あくまで上の写真で見られるようなそれ、遠くから自然に見られるようなそれ、瞬間的に見られるようなそれ、人の目にそのように映るそれを外部に「示した」というわけなのです。つまり、右ののような形状をです。
彼のこの挙動が彼においてどれほど意識的なものであったか、私は知りません。しかし、たとえ半ば無意識的なものであろうとも(無意識的なものの方が重要かも知れません)、彼はシグナルとしてを示したのであり、送ったのであり、また、人の目にそれがの形状として映ることを恐れなかったのです。(少し先走りして言えば、自分の上に衆目が非常に集まってしまっている現在の彼なら、このようなことを恐れるでしょう。しかし、当時の彼は恐れなかったのです。)
それが彼の発した「シグナル」であり、その行動の「意味」でした。人が何かを外部に「示す」とか「シグナルを発する」とかいった「行動の意味」は、気づいてみれば、このようにこそ見られるべきものだったのです。そもそも私達がボノのこの十字架を細密に検証しようと努力しながら「あーでもないこーでもない」と議論すべきような問題ではないのでした。
私は、断言したいと思います。
誤解しないで下さい、私はボノをどうしても「サタニスト」にしたいわけではありません。彼を退けるためには彼の「COEXIST」と彼の周辺(ルシス・トラスト、国連、ゴア、ビル・ゲイツ等)だけで十二分、お腹いっぱいですから。
私は、あくまで、以上の観察の自然な帰結として断言しようと思うのです。
ボノはサタニストであります。
少なくとも “当時の” 彼はサタニストであります。
(彼が半ば「おふざけ」でそれをやっていたのであろうとも。)
では──「今はどうなのか。当時と現在では違うかも知れないではないか。」
しかし、この質問は、現在の「彼のCOEXISTと彼の周辺(ルシス・トラストなど)」のことを念頭に置けば、かなり愚問と言えるのではないでしょうか。私は、私の私見としては、彼は当時から現在まで「まっすぐに」進んで来ている、と思います。
Bono's upside-down cross
Bono is Anti-Christ
そう見るのが限りなく順当ではありませんか?
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