2010.02.01

理解の寺院 / フリーメイソン製の聖母のメダイ

マザー・テレサが出ています。
Temple of Understanding 1969 - 1999: We Are One
私は、マザー・テレサという人は結局は天国に行くだろう、過ちは神様にお赦し頂いて、必ず天国に行けるだろう、いやもう既に入っているかも知れない──と思います。
しかし同時に、彼女の人生には(特に晩年?)、神様のあまりお気に入らない要素があった。これも事実でしょう。
私たちはヒンズー教、イスラム教、仏教、カトリック、プロテスタント、その他どんな宗教でも、それぞれに記された規範に従って彼らが望むものは何でもしたり与えたりしています。
「マザー・テレサ 日々のことば」(女子パウロ会)より
Tradition in Action はマザー・テレサが「仏陀を礼拝」していると書いているが、それはあり得ないだろう。彼女は形としては確かに仏陀の像の前に坐っているけれど、しかし心では三位一体の神に、そして聖母に祈っていただろう。
誰も彼女のことを悪く言えないと思う。自分と引き比べた時に。
悪くなど言えるものではない。
しかし、それでも、これがあるために、彼女は決して最上ではなかった。
以下、上のビデオからのキャプチャ画像
左の女性は Juliet Garretson Hollister。オカルト教団「理解の寺院」の創始者です。気持ち悪し。
地球を、すなわち “Oneness” を掲げる人達。
問: これはどこの説教壇でしょう。〔キャプチャ画像終わり〕
答: 聖ヨハネ大聖堂(米国聖公会)のです。
やっぱりこのビデオでも「国連」と「理解の寺院」でしたね。
「理解の寺院」の “理解” は「相互理解」の理解です。だから、第二バチカン公会議以降の悪しきエキュメニズムと軌を一にするものです。
アメリカには「アメリカの聖母」のメダイがあるのですね。
どう見てもフリーメイソン/イルミナティのシンボルではないですか。
(もっとも、「これは “クリスチャン・バージョンの” the Eye of Providence である」という解説もあるようですが... 笑)
しかも、どうやら司教様によって正式認可されているらしいのです。このメダイが、上のデザインがです。
http://www.ourladyofamerica.org/medallion.php
http://te-deum.blogspot.com/2007/07/canonical-approval-for-our-lady-of.html
後日の加筆
(2010年9月)
聖ピオ十世会の小野田神父様が次のようにお書きになっています。
三角形の中に目がかかれているのは、必ずしも、フリーメーソンのシンボルとは限りません。何故なら、カトリック教会でも、三位一体の天主を表すために三角形を使いますし、目は天主の愛にあふれる御摂理(Providentia)とその統括を意味しているからです。摂理という言葉はラテン語で Providentia と言って、見る(Video)という言葉を語源にしています。
レデンプトール会の目は、フリーメーソンとは全く関係がありません。詳しくは、次をご覧下さい。
The Coat of Arms of the Congregation of the Most Holy Redeemer
History and significance
http://www.cssr.com/english/whoarewe/cssrseal-EN.shtml
しかし、「アメリカの聖母」のメダイに関しては、私は「どうかな」と思います。アメリカだし、それにそのメダイはフリーメイソンのシンボルが十分に意識された時代(最近)に作られたものです。
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