1976年1月12日
E = エクソシスト
V = ヴェローバ。力天使の階級から落ちた堕天使
聖母は人々のことを心配しておられる
E: We order you, Veroba, in the name... , you must tell the truth, say exactly what the Blessed Virgin wishes!
V: 善人達は互いの間で争いさえしている。かつてはそのようなことはなかった。かつては善人達は一致していた。混乱はこの時代に始まり、そしてクライマックスに向かって進みつつある。状況は更に悪くなるだろう。
E: Continue, in the name... !
V: この時代になってから、前触れもなく突然、人々はそれほど聖書を読まなくなった。更に、それは至る所で違ったように説明され、アレンジされ、歪められ、各自の個人的な考えに従って解釈されている。ただ一つ捏造されることのなかったのは、聖書の聖句である。この善き、古き、伝統的な聖書は保存されなければならない。その他の全てのものは(悪霊達の)計画の内側にある。それらは毒入りだと言える。
E: Continue to tell the truth! Speak, in the name of the Most Holy Trinity, of all the holy Angels and Archangels, and in the name of the Immaculate!
V: 偉大なる婦人(聖母)は、彼女が救うことのできる全ての人々を救いたいと望んでいる。しかし世界があまりに堕落しているが故に、彼女は全ての人々をひとまとめに救うことができない。でれでも、彼女は今も彼女ができるあらゆることをしたいと望んでいる。彼女は彼女の子供達を愛し、その者達が受けるに値する以上の愛をもってその者達を愛している。
E: Continue to tell the truth, in the name... !
V: 我々がまだその愛のせめて十分の一でも受けていたら!〔ひどくため息をつく〕 彼女は彼女の子供達を、母親だけが持つ愛情をもって愛している。それが、多くの善人達が──特に平信徒達が──彼女に目を向けなければならない理由である。全ての者が祈らなければならない。それも他の霊魂達のために、今のままでは失われ、破滅への道の中に深く沈められるであろう他の霊魂達のために、その救われのために、祈らなければならない。混乱は酷く、また更に一層深まるだろう。しかしお前達は、彼女の望む全てのことを実行しなければならない!
E: What does the Blessed Virgin wish? Speak, in the name... !
V: 即ち、お前達はこの道を貫かなければならない。たとえ悪霊達がお前達を脅そうとして襲いかかって来ようとも、その道から少しも逸れないことである。
E: Tell the truth, say what you must say, on behalf of the Blessed Virgin and in the name of the Most Holy Trinity!
V: 教皇はお前達の慰めであり得る。彼はお前達より遥かに苦しんでいる。彼は長い間、全てが終わることを願って来た。しかし彼は祈り続けなければならない。犠牲を捧げ続けなければならない。お前達(司祭達)は彼を助けなければならない。
平信徒達もそれに加わらなければならない。今、正しいと信じられている様々な見解を全て打ち砕くことのできる優れた洞察力が真に求められている。何故なら、それらが間違っていても、あらゆる人がそれが正しい答えだと思っているからだ。
E: Continue to tell the truth, Veroba, say what the Blessed Virgin charges you to say! You have no right to lie.
V: もし彼女が天国にいなかったならば、そしてもし彼女が今も落胆するとことができるならば、彼女はとうの昔にうんざりしていたことだろう。しかし彼女は忍耐強い。彼女は全ての人間の忍耐力をひとまとめにしたよりも遥かに忍耐強い。... もし、彼女が我々に対して、この忍耐力を持っていてくれさえしたら ... もし、彼女が今もまだ、我々に対してこの忍耐を実行することができるなら ...〔悲しげにため息をつく〕 しかし地獄の我々はもはやこれを期待しない。今我々にできるのは、お前達に事の真相を暴露することだけだ。ああ! 我々がまだお前達に言いたくないことを言わねばならないとは!
E: Continue to tell the truth! You must tell it, in the name of the Blessed Virgin, Veroba! You must tell the truth!
V: 間もなく、全てのミサにおいて、イエズス・キリストの現存がすっかり無くなるだろう。今でさえ、至る所で、もはや彼の現存はない。聖変化でのイエズス・キリストの秘跡的な現存を信じない司祭達が既に大勢いる。全く嘆かわしい。もはや、そこ(聖変化)から大した恵みは来ていない。ほとんど何もない。
もし、自分達のことを司祭と呼ぶ者達の全てが、ミサ──聖ピオ五世のミサ──を正しく捧げるならば、世界は驚くべき仕方で変わるだろう [67] 。しかし残念なことに、これは問題とはならない。我々はそうならないために、枢機卿達と共に、そして司教達、司祭達、そして最終的には平信徒達と共に、強力に物事を押し進めて来なければならなかった。一人の枢機卿、一人の司教、あるいは一人の司祭は、我々の目的のためには、いずれにせよ、一人の平信徒よりも一千倍も重要である。
E: Veroba, continue! Say what you have to say, on behalf of the Blessed Virgin, in the name... !
V: もしこの偉大な婦人がまだ泣くことができるなら、彼女はその出現においてまだ泣くだろう。しかし、もし彼女がまだ天国で泣くことができるなら、地球全体が彼女の涙で水浸しになるだろう。彼女はまだこれらの哀れなミミズ達を憐れんでいる。彼女は同情して、彼らを呼び戻そうとし、あるいは引き止めようとしている。しかし人々はそれを望まない。彼らは盲目のまま進み続け、自分を操り人形の網の中に投げ入れる。彼らは我々の副官、我々の広告代理人でしかない。しかし人々はこれを信じない。これが信じられないことは我々にとっての巨大な勝利である!
E: Continue to tell the truth, Veroba, in the name of the Blessed Virgin who is suffering so much in Heaven, and in the name of the Holy Father, Pope Paul VI!
V: ユダでさえ、その嫌悪すべき裏切りにおいて、今日の多くの司祭達より邪悪ではなかった。ユダは彼らのように秘密裡に行動したのではなかった。彼はイエズスが彼の過ちに気づいていることを感じた。そして彼は後悔し、受け取った銀貨三十枚を聖所に投げ入れ、「私は罪のない人の血を売ってしまった」と言ったのだ。今日、このようなことをする司祭がまだ一人でもいるだろうか? 今日の彼らはずっと悪質である。彼らの内の誰一人、自分の犯した罪について悲しまない。そしてそれは伝染性のものである。彼らは正に骨の髄までそれに感染している。彼らは、全てのことが隠され、また温存されるように、互いに助け合い、また唆し合う。しかし、何時までそんなことが通るものか?
偉大なる日が訪れてそれら全てが粉砕されるその時までである [68] 。優勢が我々の手から逃れて教会の手の中に移るその日までである。教会が今日まで積み重ねて来たものがそうそう簡単に海の中に捨てられると考えることはできない。履き古された靴のように、あるいは別の布であて布をされなければならない擦り切れたコートのように、そうそう簡単に捨てられると考えることはできない。
E: Continue to tell the truth, in the name of the Most Holy Trinity!
V: 偉大なる婦人と天国にとって、彼女がこれほど愛しており、彼女と手に手を取り合って天国を目指して進むべき人々が現在これほど多く麻痺状態にあることは、悲しむべきことである。多くの人々はこの混乱の只中にあって、もはや自分が何をすべきなのかを知らない。そして過ちを犯す危険が自分達に大きく迫っていることを感知しない。それ故、私、ヴェローバは言わなければならない。「お前達は聖霊にたくさん祈らなければならない。聖霊にあまりに多く祈り過ぎる、などということはあり得ない。」
Tell the truth, Veroba! Say everything you have to say on behalf of the Blessed Virgin!
V: 私はそれを言いたくない! 私はもうこれ以上言いたくない!
E: You must say now what you have to say, on behalf of the Blessed Virgin, in the name of the Most Holy Trinity!
V: 彼女が私に言わせる。「正しい人々があなた方のことを誤解しても、落胆してはなりません」。イエズスは予言した。「あなたたちを殺す者が皆、自分は神に仕えているのだと思う時が来る」 [69] 。今がその時である。しかし彼らはお前達をすぐには殺さない。多くの人々が既に殺されたが、お前達はまだである。お前達は必ず迫害を経験するだろう。状況は更に悪くなるだろう。しかし、それは十年を越えては続かないだろう [70] 。我々さえ、どれだけ続くかを知らない。我々自身もただ「それは近い」と知っているだけだ。キリストは言った。「あなた達は、人の子が来るその日、その時を知らない」 [71] これは本当である。そして世の終わりに関してばかりでなく、天罰に関しても同じことが言える。それは天罰にも当てはまる。彼はあらゆる人間の個々の死においてと同様に、天罰においてもこのことを言ったのである。警告 [72] は天罰の一部である。それはそんなに軽いものではないだろう! 天罰は警告と共に始まるだろう。それはいわば序章である。
E: Tell the truth, Veroba, say what you must say and nothing but the truth!
V: それは十年を越えては続かないだろう。我々の計算によれば、警告はまずまず... しかし言ったように、地獄の我々も知らないのだ。〔恐ろしいうなり声〕 天が天罰をまだ控えているのは、今まで捧げられてきた多くの祈りのためだ。実際、祈り続けるとは逆説的なことだ。何故なら、警告と天罰が遅れることによって、混乱はますます深まるからだ。しかしそれでも祈りは必要だ。彼女は祈りを望んでいる。何故なら、祈りによってもっと多くの霊魂達が救われるからだ。〔背筋が寒くなるようなうなり声〕
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