第2

完全に達する為に戦うべき法

 凡そ為さんと欲する事を言うは易くして、僅かな言葉を以て尽す事が出来るけれども、事業に着手し、その目論見を実行せんとする時に当り、その事業の困難に囲まれたる事が見ゆるのである。人祖の犯罪[つみ]以来、また我等の悪しき傾向の結果として、我が身に於て神の律法に反する法があって、始終に軍[いくさ]を起す所の、自己[おのれ]と世間と悪魔とに、戦わねばならぬものである。

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